米津玄師 6th ALBUMリリース記念イベント「LOST CORNER AR LIVE in HARAKADO」にSoVeCのデジタルツイン技術が採用
原宿の街にARで登場する米津玄師のAR LIVE体験を技術サポート
2024年8月15日(木)~8月25日(日)に、東急プラザ原宿「ハラカド」6-7F 屋上テラスで開催された、米津玄師 6th ALBUM「LOST CORNER」のリリースを記念したイベント「LOST CORNER AR LIVE in HARAKADO」において、SoVeCの最先端のデジタルツイン技術が採用されました。
SoVeCは、AR LIVE体験を提供する専用のiPadアプリを制作したクリエイティブスタジオWhateverと共創し、ここでしか体験できない特別コンテンツとして、巨大化したARの米津玄師さんが、原宿の街をステージとしてダイナミックなライブパフォーマンスを繰り広げるARライブ体験をデジタルツイン技術でサポートしています。

「LOST CORNER AR LIVE in HARAKADO」概要
「LOST CORNER AR LIVE in HARAKADO」は、架空の米津玄師さんが原宿の街を舞台に行うARライブ。TVアニメ「チェンソーマン」オープニング・テーマ『KICK BACK』やNHK 連続テレビ小説「虎に翼」主題歌『さよーならまたいつか!』などの楽曲のライブを体験できる約5分間のコンテンツです。
本イベントにて、この場所でしか体験できない、リアルとバーチャルを融合した新たなライブ体験を創るために、SoVeCの最先端のデジタルツイン技術が採用されました。圧倒的な精度とロバスト性を誇るソニー株式会社のVisual Positioning System(以下 VPS)技術を活用することで、高い精度で正確な位置にARコンテンツを出現させ、現実とデジタルコンテンツが融合するような臨場感のあるAR演出を実現させました。また、SoVeCの制作した高精度な原宿の街の3Dマップによって、現実の原宿の景色の中で次々にダイナミックに変化する正確なAR演出が可能になりました。


SoVeCのデジタルツイン技術のご紹介
米津玄師 6th ALBUMリリース記念イベント「LOST CORNER AR LIVE in HARAKADO」には、SoVeCのデジタルツイン技術が採用されています。デジタルツイン技術とは、現実世界から収集したデータを元にデジタル上で同じ環境を再現することです。
SoVeCのデジタルツイン技術にはソニー株式会社のVPSが活用され、精度の高い臨場感のあるAR体験を実現しています。また、ARの3Dオブジェクトに現実のような存在感を持たせたり、オブジェクトが建物や柱の陰に隠れる表現など、これまでの実績によるノウハウの蓄積があります。

VPSとは、画像情報から現在地や向いている方向を特定する技術です。
従来のARでは位置情報の取得にGPSを使用することが多かったものの、正確な位置情報を取得しづらく、オブジェクトの出現位置がずれるという課題がありました。
一方VPSでは正確な位置情報の取得が可能で、ズレなく数センチ単位で一致した3Dオブジェクトを現実世界に表示させることができます。
つまり、リアルとバーチャルが融合した質の高いコンテンツを実現するには、最先端のVPS技術が必要不可欠と言えます。
ソニー株式会社のVPS技術は、ディープラーニングを活用した学習ベースのアプローチを用いて、昼夜のように見えの違いが大きな場合にも安定した自己位置推定を実現しています。
【ご参考】メディアによるARライブ事例紹介
WIRED.JP: 米津玄師 の「ARライブ」を裏で支えた“オートクチュールな技術
Real Sound Tech: 米津玄師のARライブを成功に導いた“テクノロジーとクリエイティブ
「LOST CORNER AR LIVE in HARAKADO」イベント概要
開催日程:2024年8月15日(木)〜8月25日(日)
開催場所:東急プラザ原宿「ハラカド」 6-7F 屋上テラス
公式サイト:https://reissuerecords.net/lostcorner_harakado/
制作
プロデュース:REISSUE RECORDS
クリエイティブディレクション:SIX INC.
クリエイティブプロダクション:Whatever Co.
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