【株式会社三越伊勢丹様×SoVeC】GINZA MITSUKOSHI XR CHRISTMAS 2022
お取り組みの背景と概要
GINZA MITSUKOSHI XR CHRISTMAS 2022にて、三越銀座店の銀座四丁目交差点側にある「銀座シャンデリア」からARコンテンツが出現する新たな広告メディアが展開されました。
「銀座4丁目であなただけのクリスマスツリー点灯式体験を」というテーマのもと、スマートフォンをかざすと銀座シャンデリアから巨大なシャンデリアやプレゼントなどのクリスマスモチーフが飛び出してきます。
導入企業様へのインタビュー
今回「XR CHANNEL」を導入された銀座三越様に、お話を伺いました。
【導入のきっかけ】
Q:ARコンテンツを利用したイベントを行うことになった背景を教えてください
国内外より感度の高く上質なお客さまが訪れる世界有数の街「銀座」の真ん中、銀座4丁目にある銀座三越店において、我々が目指す店舗のメディア化につながる「新しいエンタテインメントを発信できないか」という想いをずっと持っていました。
店舗のメディア化実現のためには、ここへ来れば何かがあるというようなワクワク感、高揚感といった「感動体験」をお客さまに味わっていただくことが可能な、エンタテインメント性の高いコンテンツの必要性を感じておりました。そのようなタイミングで、SoVeC社の開発されたロケーションベースARであるXR CHANNELを活用した新たなメディアとの出会いがありました。
【導入の決め手】
Q:複数あるARコンテンツの中から、なぜSoVeCのXR CHANNELを選んでいただいたのでしょうか
XR CHANNELのXRコンテンツであれば、我々が目指していた「お客さまに高感度で上質な価値・最高の顧客体験を提供する」という目標を、より革新的な提案により感動的に達成できると思ったからです。
また、銀座4丁目という立地を活かし、そのアセットである本館の銀座シャンデリアを最大限活用した店舗のメディア化も可能であると考えました。
今までにない新しいリアルとバーチャルの融合、また銀座の街の魅力度向上、さらには世界に向けた発信にもつながる可能性のあるこのソリューションに大きな可能性を感じたことが決め手となりました。
【実際の反響】
Q:XR CHANNELでのイベント実施により、どのような反響・成果が得られましたか?
XR 2022年12月1日(木)~12月25日(日)の期間、クリスマスキャンペーンのイベントのひとつとして XRのコンテンツを活用した"プレミアム点灯式" を開催しました。
クリスマスツリーの点灯式が世界各地で開催される中、より高感度で上質なXmas体験の提供を目指し、4丁目交差点に面する銀座三越の外壁「銀座シャンデリア」からクリスマスツリーが出現するという臨場感あふれる演出を行い、銀座の新しいXmasをお客さまへ提供することにつながりました。
イルミネーションで飾られた街の中で多くのお客さまにご体験いただき、点灯の瞬間の高揚感を「いつでも自分のタイミングで味わうことができました!」「シャンデリアが飛び出してきた!」「一緒に記念撮影をしました」など多くのお声をいただきました。Xmasという特別な時間に、感動の顧客体験を提供できたことに、我々も感動しました。
【今後の展望】
Q:XR CHANNELに感じる展望や可能性などがありましたらお聞かせください
お客さまの期待値は日々上がっていくと考えており、XRソリューションの技術進歩に合わせ、常に最先端の感動体験を提供することが求められると思っております。
前回より今回、今回より次回と良い意味でお客さまのご期待を裏切ることのできるくらい突出したエンタテインメントの発信が可能になることを楽しみにしております。
また、XRを活用した新たな広告メディアである「GINZA XR Media」(後述)としての価値向上にも多大なる期待をしており、今後より多くの企業とのコミュニケーションを促進し、お取組先の価値向上にもつなげていただくことを期待しております。
SoVeCのXR CHANNELのご紹介
本イベントでは、SoVeCが提供するARメディアアプリ「XR CHANNEL」が活用されています。XR CHANNELは、VPS(Visual Positioning System)技術を採用した国内初の3DマップARアプリです。
VPSとはスマートフォンなどに搭載されたカメラの画像情報から、現在地や向いている方向を特定する技術であり、VPSにより、現実世界と3Dオブジェクトの出現位置を数センチ単位で一致させることが可能になります。
従来のGPSを使用したARでは、「位置情報がずれる」「都市部や屋内では位置情報が取得しにくい」などの課題がありました。
一方、VPSを活用したARでは、あらかじめ用意した3Dマップとカメラに映った画像をAIが解析するため、数センチ単位で正確な位置と方向を特定することができます。また、都市部や屋内など、GPS電波の届きにくい場所でもARコンテンツを楽しめます。
本イベントでは三越銀座店の3Dマップを作成し、ソニー株式会社のVPS技術によって銀座シャンデリアとその周辺の正確な位置情報を取得することで、誤差のない迫力満点のARコンテンツが実現しました。
VPS技術の詳細は、次のページで解説しています。
【GINZA MITSUKOSHI XR CHRISTMAS 2022】実際のARコンテンツ
イベントで使用された実際のARコンテンツをご紹介します。
三越銀座店に出現するARコンテンツ
銀座シャンデリアにカメラをかざすと、巨大なシャンデリアのオブジェクトが。
続いてたくさんのプレゼントと共に、2022年三越伊勢丹クリスマスキャンペーンのコンセプト「One」のロゴの書かれたモチーフも飛び出します。
銀座シャンデリアの中には、クリスマスツリーも登場します。
VPSを活用したXR CHANNELのARコンテンツは、昼夜問わずどのような時間帯でも楽しむことができます。
AIのディープラーニング技術を活用することで、昼夜のように見え方が大きく変わっても安定して位置情報を取得でき、オブジェクトをずれることなく正確に表示することが可能になります。
正面に限らず、あらゆる視点からARコンテンツを楽しめます。
ARコンテンツとの記念撮影も可能

ARコンテンツは、スマートフォンなどのデバイス上に静止画や動画として保存できます。もちろん、人が映った状態でも撮影可能です。

ARコンテンツを使った記念撮影で、他では体験できないより一層特別な思い出を残せるでしょう。
GINZA XR Media「Virtual GINZA mitsukoshi」のご紹介
GINZA XR Mediaとは、三越銀座店の銀座シャンデリアを、XRを活用してデジタルOOH化したものです。
SoVeCは、株式会社三越伊勢丹、株式会社スタジオアルタ、株式会社フロンテッジと協業し、GINZA XR Mediaから新たな広告メニューに「Virtual GINZA mitsukoshi」をリリースしました。
Virtual GINZA mitsukoshiでは、ARアプリ「XR CHANNEL」を使用して銀座シャンデリアとその周辺にAR広告コンテンツを配信できます。
ARコンテンツ上で巨大なスクリーンを設置したり、ラッピング電車「GINZA TRAIN」を走行させたりなどの広告の他、オリジナルコンテンツの制作も可能です。


また、来場者はデバイスにXR CHANNELをダウンロードし、銀座シャンデリアにカメラを向けることでARコンテンツを楽しめます。
【協業企業の紹介】
SoVeC | ソニー株式会社が開発したVPS技術など、先端技術を活用し、ロケーションベースARアプリ「XR CHANNEL」を提供 |
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三越銀座店 | 銀座シャンデリアを新たなデジタルOOHとして提供 |
スタジオアルタ | 三越伊勢丹グループのインハウスエージェンシーとして、銀座シャンデリアの広告事業をプロデュース |
フロンテッジ | ソニーグループの広告会社として、XRを活用した広告事業をプロデュース |
ARでのイベントをご検討中ならSoVeCのXR CHANNEL
「ARを活用してSNSで注目されるようなイベントを開催したい」「ARを使った革新的なイベントを企画したい」とお考えの方は、SoVeCの「XR CHANNEL」の活用をご検討ください。
都市部で人々の目を惹きつけるリアルなARコンテンツを提供できるのは、VPS技術が採用された「XR CHANNEL」ならではです。
以下のサービスページでは、「XR CHANNEL」を活用したARイベントの事例をご紹介していますので、ぜひご参考にしてください。