大盛況の関西・大阪万博。日本館の設計を手掛けたのは、建築界を代表する株式会社日建設計様。

その魅力を来場者にわかりやすく体験していただくための特別企画「設計者とまわる日本館建築ツアー」が会期中に実施されました。

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建築ツアーでは、建築の知識がない方でも直感的に楽しめるコンテンツを、ということで、ARによって通常では見えない建築の構造部材を可視化するという工夫をされています。

見えない構造を如何に分かりやすく伝えるか?

建物の構造は普段目に見えませんが、その裏には様々な工夫が隠されています。

会場となる万博敷地は埋立地。地盤沈下のリスクに対応するため、日本館の基礎部分には放射状のトラス構造が採用されています。

しかし、構造体は地下にあるため、来場者が直接目で見ることはできません。

この構造上の創意工夫を如何に「わかりやすく伝えるか」が課題となっていました。

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VPSでリアルタイムに正確に可視化

そこで活用されたのが、SoVeCのVPS技術。

iPadを所定の位置にかざすと、本体のカメラを通じて自己位置を正確に特定。

ARを使用することで、地下の構造が建物の下に透けるように表示され、その場に“見える”体験を実現しました。また、地下構造だけでなく、建物の内部構造の可視化についてもその重要性を実感することが出来ます。

詳細は日建設計様のnoteに記載されておりますので、ぜひご一読下さい。
▶ 詳細をnote記事で読む(https://note.com/nikken/n/naec23abd6f19)

VPSは教育・インフラ分野への展開にも

今回の取り組みは、エンタメ領域で培ったSoVeCのVPS技術が、教育やインフラ分野でも有効に機能することを示す好例です。

  •  ・建築や都市インフラの見えない仕組みの“伝わる化”
  •  ・博物館や展示施設の体験型学習コンテンツ
  •  ・点検現場での非可視領域の可視化支援 など

今あるコンテンツの魅力をさらに膨らませたい・作業の効率化を実現したい自治体・教育機関・企業の皆様、お気軽にご相談ください。

ARイベントの企画ならSoVeCのXR CHANNEL

高精度なVPS技術によってこれまでにない新体験を提供し、イベントを特別なものに発展させることが可能です。
ARを活用したイベント企画にご興味のある方は、ぜひSoVeCにご相談ください。